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初対面の相手にはこうやれば信頼される「第一印象の心理学」

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多くの人が誤解している

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 実は多くの人が初対面の相手との会話をして、信頼を得る事に失敗しています。

 すぐに他者から信頼を得られる人とそうでない人の違いは「温かみ」があるかないかです。

 「温かみ」と言っても「自分自身の性格を改造して優しい人間になれと」言っているワケではありません。

 相手から見た時に「あの人は信頼できる」と思われるようにすればいいだけです。

 今回は3つの方法を紹介するので、それらを上手く使えれば初対面の相手すらも、信頼を勝ち取ることが出来るようになります。

 

他者に関心を払う

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 「他人に関心を持つ」という考えは古くから言われており、心理学の実験からも、その考えが正しいと証明されています。

 その他、様々な自己啓発書も、言及しているところか重要度は非常に高いと言えるでしょう。

 しかし、1つだけ問題があるのはご存じですか?

 それは「難しい」という事です。

 大抵の人間は「自分の事にしか興味が無く」他人の話に耳を傾けて黙っている状況には耐えられません。

 つまり「言うは易く行うは難し」という事ですね。

 しかも「ただ黙って話を聞いてれば良い」という考え自体が間違っており、実際はもう少し複雑だからです。

 相手がほほ笑んだら、自分もなるべくほほ笑むようにし、相手が話をしていればしっかりと目を見て頷くようにしてください。

 なぜなら、「目を合わせる」「うなずき」「微笑み」が「温かみ」の三大要素であることが研究により判明しているからです。(1)

 残念な事に、大抵の人は「そんな事は知っている、だけど出来ていない」状況にあります。

 裏を返せば、ここで「温かみ」の三大要素を意識できるだけでも、既に他者との差が開きます。

 是非試して見てください。

 

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共感を示す

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 相手の話す言葉に耳を傾けて、共感を示す。

 特段珍しい事は言ってませんが、こちらも出来ている人は少ないです。

 「共感を示す」と言いても、何でもかんでも「それっていいですね!」と両手話に称賛するワケではありません。

 自分と意見が合わなくても「反論する」のではなく、相手の意見に対して「そうなんですね、それからどうしたんですか?」と上手く会話を繋げられれば結構です

 共感を示すことが出来ない人の多くは、「自分だったらこう考える」と頭の中で想像しながら相手の話を聞いているせいで、ついつい「それは違うだろう!」と反論したくなってしまうのです。

 しかし、真の共感とは他者の「視点取得」、つまり相手の目線になって物事を考える必要があります。

 また「視点取得」の中には「特に必要のない謝罪」という技が存在している事は語損ですか?

 「特に必要のない謝罪」とは、自分の非を認める為ではなく、他者の苦労に対して遺憾の念を示す時に使う方法です。

 あるハーバードビジネススクールの研究(2)で、男子大学生が雨の日に大きな駅で、通りがかった65人に携帯を貸して欲しいと頼みました。

 

半数の学生は「携帯電話を貸してください」と直接的な要求を行いました。

 もう半数の学生は「特に必要のない謝罪」を使って、「本当にあいにく雨ですね...よしければ携帯電話をお借りできませんか?」と聞きました。

 すると、「特に必要のない謝罪」を使った学生の方が47%の確率で通行人から携帯電話を借りる事に成功しました。

 このように、相手の視点に立って共感を示して信頼を得る行為は、一見したら承諾してくれなさそうな要求にも応じてくれる可能性を高めてくれます。

 いきなり完璧に相手の立場に立つことは出来ないと思うので、少しずつでも友人や家族との会話で練習していくことをお勧めします。

 

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能力があることを示す

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 有能に見える人は、当然他者から信頼されやすいですね。

 ところが、世の中には能力があるのに信頼されない人も珍しくありません。

 そう言う人は、ある種の自信過剰に陥ったりしている可能性が高いです。

 最初に話した、「相手の目を見る」というのは人に信頼される上に「有能に見える」という事が分かっています。

 相手の目を見て話すだけで、直感的に目の前の人は高い知性があると判断されやすくなります。(3)

 他にも「話の内容がわかりやすいこと」「少し早口で話すこと」「ジェスチャーを咥えること」などなど、頭がよさそうに見せる方法は沢山あります。

 個人的には特に「話の内容がわかりやすいこと」が重要に感じます。

 別の研究では(4)では、難解な言葉は悪い印象を抱かせる可能性を示唆しました。

 無駄に難しい言葉を使う言葉や文章は理解しにくく、話し手に対する印象も良くありませんでした。

 頭が良い人ほど、うまい例えを使い、相手の理解力に頼らない分かりやすい解説をすることが出来ます。

 普段から、人に何かを説明したり解説をしたりしている人は(教師とか)は、初対面の人からも信頼のおける人物だと判断されやすくなります。

 自分の説明力を鍛えるのも、また1つの方法でしょう。

 

終わりに

 

 第一印象、つまり初対面で相手から信頼されるのか警戒されるのかは、色々な分野で言及されています。

 今回は紹介した内容は、その中でも初歩的な部分ですが、上手く出来るようになれば人間関係が大幅に改善される事は間違いありませんので、是非試してみてください。

 

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参考文献

 

・(1)R Gifford, "A Lens-Mapping Framework for Understanding the Encoding and Decoding of Interpersonal Dispositions in Nonverbal Behavior, Journal of Personality and Social Psychology 66, no. 2 (1994): 398–412.

・(2)A. W. Brooks, H. Dai, and M. E. Schweitzer, "I'm Sorry About the Ram Superfluous Apologies Demonstrate Empathic Concern and Increase Trust," Social Psychological and Personality Science 5, no. 4 (2013): 467-474.

・(3)B. C. Gunia, J. M. Brett, and A. Nandkeolyar, "Trust Me, I'm a Negotiator- Using Cultural Universals to Negotiate Effectively, Globally," Organizational Dynamics 43 (2014): 27–36.

・N. A. Murphy, "Appearing Smart: The Impression Management of Intelligence, Person Perception Accuracy, and Behavior in Social Interaction," Personality and Social Psychology Bulletin 33, no. 3 (2007): 325- 339.

・(4) D.M. Oppenheimer (2005). 'Consequences of Erudite Vernacular Utilized Irrespective of Necessity: Problems With Using Long Words Needlessly' . Journal of Applied Cognitive Psychology, 20, pages 139-56.