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「感想/書評」【運のいい人の法則】小説の様に読むべきだ

 

 運について語るとき、未来はあなたが握っている

byリチャード・ワイズマン


 

 

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著者・書籍情報

 

 著者:リチャード・ワイズマン

 図書館で見つけた本に惹かれ、10歳でマジックに目覚め、20代前半には世界を舞台に活躍するようになる。

 その後、マジックの裏にある人の心理に強い監視を持ち、ロンドン大学で心理学を専攻、エンジンバラ大学で博士号を取得、ハートフォードシャー大学で研究室を持つまでになる。

 著書に「その科学が成功を決める」「その科学があなたを変える」などがある。

 

 書籍:「運のいい人の法則」

 発売日2011/10/25

 マジックショーで偶然であった、運のいい人と悪い人達。その違いは何なのか?そして、運のいい人達に共通する特徴は何なのかを語っている。

 

 

どんな人にお勧めか?

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 「自分はずっと運の悪い人生を送ってきた」

 「人の運というものは、才能と同じで固定的だ」

 と考える人にオススメだ。

 本書に何人か登場する、多くの運のいい人と悪い人、話を見れば著者が盛ったじゃないかと疑いたくなるような様々な体験談を見ることが出来る。

 自分より運が悪いと思っている人たちよりも、運の悪い人に出会えるはずだ。

 

運のいい人は積極的に行動する

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 ある運のよい男性の言葉は、なかなか印象が深かった。

 と言うのも、ビンゴや宝くじに何回も当たるのは「それだけ応募しているから」という発言をしていた。

 不運な人は頻りに「どうせ当たりっこない」「やるだけ無駄」と言った言葉や感情を抱いていると思える。

 幸運な人は逆で「応募しなければ0%でしかない」「行動して見なきゃわからない」といった感情や意識を思ってる。

 確かに一理ある考えだ。

 応募しなければそもそもスタートラインにすら立っていないのに、当たるだのハズレるだの言っていていても仕方がない。

 誤解していたのは、運の良い人は一回応募しただけで大金を手に入れたりしているのだろうと考えていた事だ。

 しかし、蓋を開ければ何回かハズレる事もあるし全く当たらないこともある。

 当たったことだけに意識が行きって、どれだけ応募したかを気にしない人が多いのだ。

 つまり、そこにある小さな努力を無視して相手を「幸運な人」と呼んでしまうのだ。

 

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運のよい人は不運を変える

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 これもまた勘違いをしていた部分であろう。

 生きていれば当然人生は山あり谷ありで、それはいくら「運のよい人」だからといっても例外ではない。

 しかし、彼らはその困難を乗り越える為に物事の良かった面に視点を置いている。

 例えば、「車の運転中に車道に子どもが飛び出してきたので、ハンドルを切ってガードレールに突っ込んだ」としよう。

 ここで運の悪い人は「最悪の状況だ」と嘆くかもしれないが、幸運な人は「子どもを引かなくてよかった。運が良かったな」と考える。

 起きた事実は同じだが、捉え方は全く違う。

 もちろん楽観的になって再発防止の為に何の対策も立てない訳じゃないが、既に起きてしまった事をマイナスとするかプラスとするかは、本人の意思によるところだ。

 さっきのは極端な例かもしれが、勉強したのあまり良い点数を取れなかった時も、「俺は才能がないんだ…」と思うか「次はどこを改善すればいいか分かったら、ラッキーだ」と考えるかで分かれるのだ。

 詰まるところ、運のいい人は物事を明るく見ているし、運の悪い人は物事を暗く見ているとい事だ。

 

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運の良い人は健康である

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 本書の中にあったフィンランドで行われた実験では、2000人の男性を三つのグループに分けた。

 未来は暗いと思っている後ろ向きのグループと、明るく未来を想像する前向きなグループだ。

 そしてどちらともない中間のグループを良いして、6年間観察する。

 すると後ろ向きのグループは中間のグループに比べて、ガンや心臓疾患、事故による死亡率がかなり高かった。

 逆に前向きなグループは死亡率が他のグループよりはるかに低かったのだ。

 この実験から分かる通り、物事の未来について暗いことしか想像できない人は健康面でも適切な対策をしようと思わなくなる。

 「どうせ病気になるか、健康なんて意識するだけ無駄」と考えてしまうのだ。

 

本を読んだ感想

 

 著者の本は他のを含めてよく読むが、本書に関しては少しいつもと違う印象をもった。

 特に、「運」と言うのがメインであるため、それについて実験を行うにも明確さを出さなければならず、根拠的が不足するのではないかと思う。

 また、運の悪い人が良くなる為の方法がたくさん書かれていたが、正直に言えばやろうとは思わなかった。

 運のいい人は外向的だとする部分が見受けられたが、本当にそうなのか?とも思う。

 と言うのも、今や外向的な性格が優位になっているという考えは古いが、それでも幸運になるには外向的にならなければいけないのなら、私は幸運になる必要性は全くないと考える。

 もちろん、人間というものは多少性格を偽って生活してるもので、内向型でも必要とあらば外向的になることがあるが。

 そんな考えを持ったまま最後まで読んだ時にふと思うところがあった。

 別に「外向型」になる必要性はなく、自分にとって必要な人間関係を構築するのに「外向的」な方が早く達成できるのではないかと。

 だった本書に書いてあるテクニックを学んでみてもよいかもしれない、とも思った。

 そして私の最終的な考えとして、全体的に本を1つの物語的に見ると非常に面白い。

 著者の考えだけでなく、豊富な体験談は読んでいて興味深いからだ。

 

終わりに

 

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