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今すぐ嫌な気分を改善させる科学的な方法4選!

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気分を変える

 

 日々、生活していると落ち込んだり、やる気が出ない瞬間があります。

 しかし、そう言った時にどの様にして自分の気持を変えれば良いのでしょうか?

 今回は家のワンルームさえあれば、可能な方法ばかりを簡単に紹介していきたいと思います。

 

歩き方を変えて幸福度が上がる

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 歩くという行為は日常的に行わる行為の一つでしょう。

 ところが、その歩き方1つで自分の幸福度が上がる可能性があります。

 フロリダ州アトランティック大学の心理学者であるサラ・スノドグラスは、歩き方が感情にどのように影響を与えるかを調べました。(1)

 

 二日間に分けて、集まった参加者に三分ずつ歩いてもらう。参加者の半数は大股で、腕を振り上げ、背筋を伸ばして歩くように指示された。

 もう半数は小股で、のろのろと、うなだれて歩くように指示された。

 その後、全員に歩いた後の幸福度を点数で答えさせると、大股で歩いた人の方が幸福を高く感じていた。

 

 生活の中で無意識的に取っているポーズで、幸福の高さに変化が出てしまいます。

 もし、猫背とかノロノロと歩いてるなら、背筋を伸ばしてキビキビと動いてみると、それだけで気分が良くなる可能性が高まります。

 少し意識して見るのも良いでしょう。

 

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明るい話題を口にする

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 一見すると至極当たり前の事を言っている様にも感じますね。

 しかし、どうでしょうか、友人や家族との何気ない会話で誰かのスキャンダルや文句を言わずに明るい会話が成立していますか?

 アメリカの臨床心理学者のエメット・ヴェルテンが、すぐに幸せな気分になる方法が何のか実験を行いました。(2)

 

 被験者を任意に二つのグループに分けて、どちらにもカードの山を渡します。

 片方のグループには、明るくポジティブなカードが含まれた山から一枚引いて、それを大声で読み上げます。

 もう片方のグループでは、常識的な話が書かれたカードの山から一枚引いて、それを読み上げます。

 実験の最後に自分達が感じている幸福度を評価させると、ポジティブな言葉を口にしたグループの方が気分が改善されていました。

 

 ネガティブな会話よりもポジティブな会話を心掛けると、それだけでも気分が良くなります。

 しかし注意して欲しいのは、自己啓発本の様に、何でもかんでも現実逃避的ポジティブトークをすれば良いと言っているのではありません。

 悪までも、日常的な会話レベルで使う事をオススメします。

 

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ダンスを踊ると幸福度が上がる

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 世の中には様々なジャンルのダンスが存在し、中には創作的なものもあります。

 昨今、ダンスを踊る機会がないとか、そもそも踊る事に意味があるのか分からないと考えているかもしれません。

 韓国の慶北国立大学のキム・スンウは、およそ300人の学生を集めて実験を行いました。

 

 実験者は学生を4つのグループに分けました。

 第一のグループには1時間ほどエアロビクスを漕いでもらう。

 第二グループはボディコンディショニングをやってもらう。

 第三グループはヒップホップをやってもらう。

 第四グループはアイススケートをやってもらう。

  結果は、体を動かせばグループでも幸せ度が高まるが、特に幸福度が高いのがヒップホップを踊ったグループだったのです。

 もし子どもがいる人なら、お遊戯会などで踊るようなダンスを一緒に踊ってみるのも家族と楽しめてよさげですね。

 他にもフォークダンスとかは、決まった動きで構成されているので、すぐに覚えられると思います。

 気が乗らない時に軽く体を動かしてみるのもいいでしょう。

 

歌うと幸福度が向上

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 カラオケや、自宅で好きな曲を覚える為に歌ったりすることがあると思います。

 歌にはどうやら、声に出すことで幸福度を上げてくれる嬉しい作用も見つかりました。

 ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学のギュンター・クロイツは、ある調査を行いました(4)

 

 彼はある合唱団をリーハーサル中に訪ね、モーツァルトの(レクイエム)の一部を歌ってもらい、その後感じた幸せ度を評価しました。

 比較対照のため、一週間後に予告なしに再訪問を行い、同じ曲のCDを聴かせた後に幸福度を評価させました。

 すると歌った後の方が幸せの度合いが高ったのである

 

 実験では音楽のジャンルがクラシックでしたが、何か特定の曲じゃないとダメなワケではありません。

 自分が聴いていて楽しくなる曲を、是非とも歌ってみましょう。(あぁ、隣人への迷惑には注意を)

 以前よりも、より気分が改善されるはずです。

 

終わりに

 

 今回は、若干当たり前な部分を紹介した気がしますが、それでも改めてやってみよかなと思うような方法も、あったのではないでしょうか。 

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 何卒よろしくお願い申し上げます。

 ではまた。

 


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参考文献

 

・(1) Snodgrass, S,E., Higgins, J. G., & Todisco, L. (1986). "The Effects of Walking Behavior on Mood'. Paper presented at the Annual Convention of the American Psychological Association.

・(2) Velten, E. (1968). 'A laboratory task for induction of mood states' . Behaviour Research and Therapy, 6, 473-82.

・(3) Kim, S. & Kim, J. (2007). 'Mood after various brief exercise and sport modes: aerobics, hip-hop dancing, ice skating, skating, and body conditioning'. Perceptual and motor skills, 104, 1265-70.

・(4) Kreutz, G., Bongard, S., Rohrmann, S., Grebe, D., Bastian, H., & Hodapp, V. 'Does singing provide health benefits?'. Proceedings of the 5th Triennial ESCOM Conference, 216-19.