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あなたの気分を素早く上げるポジティブの科学

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 努力して幸せな事を考えるより、いま幸せであるかのように行動すればよい

byリチャード・ワイズマン


 

 

 

幸せになりたければ、幸せであるかのように行動すればよい

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 ウィリアム・ジェームズは、人間は表情から感情を読み取る能力が極めて高いことを知り、自分自身が体験する時も、まったく同じメカニズムが働くのではないかと考えた。

 つまり、人は自分が楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるというわけである。

 この考えは当時では受け入れられなったが、60年後にジェームズ・レアードという若い学者が実験を行い証明した。

 

実験

 

 彼は被験者を研究室に集めて、顔面筋肉の電気活動の数値を測定するので、電極を左右の眉と唇の両端に取り付けると説明した。

 電極は偽はだったが、レアードは被験者に怒った顔を作る時には左右眉を、取り付けた二つの電極を寄せてもらい、さらに歯を食いしばって顎の両端に取り付けた電極が引っ張られるようにしてもらった。

 幸せな顔を作る時には、唇の両端の電極を後ろに引いてもらったのである。

 実験のあと被験者にチェックリストを渡して、実験の間に感じた感情の項目を記入していってもらった。

 

結果

 

 結果は目覚ましく、被験者は笑顔を作らされた時には幸せを、眉をしかめさせられたときには不快感を感じる割合が極めて高かった。

 さらに、実験の後に面接を行い、実験中に自分が様々な表情をした事に対してどう感じたか?を尋ねた。

 すると自分が作った表情のせいだと答える人はごくわずかで、まったく説明出来な人が大半を占めた。

 

歩き方を変えて幸せになる

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 フロリダ州のアトランティス大学の心理学者サラ・スノドグラスは、歩き方が感情にどのような影響を与えるかを調べることにした。

 運動が心拍数に与える影響を調べるという名目で、スノドグラスは二日間かけて参加者に3分ずつ歩いてもらった。

 参加者の半数の大股で、腕を振り、背筋を伸ばして歩くように指示された。もう半分は小股で、のろのろと、うなだれて歩くように指示された。

 そして全員が歩いた後の幸福度を採点した。すると、大股であるいた人たちのほうが、のろのろ歩いた参加者より幸福度を感じる度合いが遥かに高かった

 

初対面でも親密にさせる

 

 はじめて会った者同士を親密にさせる効果もある。ハイデルベルク大学のザビーネ・コッホは、運動が心にあたえる影響に興味をもった。

 ダンスの心理学に関する彼女の研究では、人は滑らかに流れるような動きをする方が幸せに感じ、直線的で鋭角的な動きをすると心が沈むことが証明されている。

 コッホは握手によってその効果を実証した

 実験者たちを集めて二つのチームに分け、それぞれに違う握手の仕方を教えた。ゆっくりとなめらかに上下に動かす握手と、握った後に無骨に大きく上下させる硬い感じの握手である。

 そのうえで、50人ほどの被験者の手を握って、被験者に握手をした感想を尋ねた。すると、滑らかに握手をした被験者ほどはるかに幸福度が高かったのだ。

 

明るい話題を口にすると気分がアップする

 

 別の研究では、人が口にした言葉とその話し方も、感情に影響を与えることが実証された。

1960年代後半に、アメリカ臨床心理学者エメット・ヴェルテンは、あっという間に幸せになれる方法がないかと考えた。

 そこで被験者を集めて、明るく自身のある言葉を口にしたらどうだろうかと考えた。

 

実験

 

 被験者を二つのグループに分けて、どちらのグループにもカードの山を渡した。

 片方のグループが渡された一枚目のカードには「これからめくるカードにはそれぞれ文章が書かれています。その文章を1つずつ声に出して読んでください」という指示が記されていた。

 全部で60枚用意されたカードはだいたい前向きな内容だった。

 もう片方のグループに渡されたカードは「オリエント急行は、パリとイスタンブールの間を結ぶ列車である」と言うように、事実を述べた文章だった。

 実験の最後に、被験者が今感じている幸福度を評価してもらった。

 

結果

 

 自分いついて前向きな言葉を口にした被験者は、素晴らしく気分が良くなっていった。かたやオリエント急行などの事を考えた人たちの気分には、変化が無かった。

 笑顔を作る事はに限らず、歩き方や口にする言葉など、日常行動のほぼすべての側面い応用ができる。

(ただ、安い自己啓発書のように「やれば出来る!」と無理やり自己暗示するようなものではなく、歩いたり口にしたりと体を動かして行動することが一番の解決策である)

 

ダンスは人を幸せにする

 

 ハートフォードシャー大学のピーター・ロヴァットは、英国のメディアで「ダンス博士」の異名をとるような幅広い研究を行っている。

 数年前、ピーターはダンスが気分に与える効果について、十週間にわたる実験を行った。

 彼は大学で週に1回の参加者を集め、彼らに新しいダンスを教えたあと、自分の気分を評価してもらった。

 フォックススロットからフラメンコまで、サルサからスウィングまで踊って、誰もが楽しい時を過ごした。

 ここでもやはり、簡単に覚えられて繰り返しが多いダンス、競技目的ではない遊びのダンスで楽し気に振舞うと、気分が良くなるという結果がでた。

 スコットランドのフォークダンスやラインダンスなどは、とくに効果があった。

 

歌えば幸せがやってくる

 

 カンタベリー・クライスト・チャーチ大学の音楽学者グレンヴィル・ハンコックスは、研究者であると同時に世界的なクラリネット演奏者でもある。

 ハンコックスは何度か大規模な調査を行い、歌うことが人を幸せにするかどうかについて調べた。

 500人以上の合唱歌手に聞き取り調査をすると、歌うことは確かに人を幸せな気分にすることが分かった。

 ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学ののギュンター・クロイツは、同じ問題をもっと厳密に調べた。

 ある合唱団を尋ねて、モーツァルトの一部を歌ってもらい、その後に幸福度を測った。

 今度は予告なしに合唱団を訪問し、モーツァルト曲をCDで聞かせて、その後に幸福度を測った。

 すると、音楽を聞いても幸福度に変化はないが、歌った後ははるかに幸福だった

 つまりはこう言うことだ、幸せになりたければ手を叩こう

 

終わりに

 

 幸せになる方法は、経済的な面を除けばありえない程簡単です。今まさに笑顔を浮かべれば、幸福を感じることが出来るのです。

 

 この他にも幸福や人生を変える研究があります。続きを知りたい方は、下記のAmazonリンクから「その科学かあなたを変える」をクリックして購入してみてください。それでは!!

 

 この文は「その科学かあなたを変える」から大部分を引用と参考にして制作されています

 

 

 

 

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