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心理学的に、あなたの隣にいる人生を壊すヤバイ奴らの正体!

 

 

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 人を追い詰め、その心を操り支配しようとする者「マニピュレーター」は、聖書のに書かれた「羊の皮をまとうオオカミ」にじつによく似ている。

byジョージ・サイモン


 

 

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マニピュレーターの正体

 

「攻撃性」と「隠れた攻撃性」

 

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 膨大な文献には様々なタイプの人格が記録されているが、その全てに触れるのは不可能だ。

 といはいえ、人格を形作る基本の二つのタイプの違いを知っておくことは、決して無意味ではない。

 人生で遭遇する難題や障害に人はどのようにして立ち向かうのか、その反応を一本の軸線上に表した場合、このふたつはまさにその両端に位置づけられる。

 目的志向の生き物である人間は、子孫の残すめ、目的の対象を手に入れるためなら時間とエネルギーを惜しまずに投じるが、苦難や障害が目的の目の前に立ちはだかる時、抜き差しならないことを抱え込む。

 

 そして、このような障害を目にして人に選び取る事が出来る反応は2つしかない

 

  • 圧倒的な障害に遭遇して逃げ出す反応
  • 目の前の障害を物ともせずに乗り越える反応

 

 服従的なパーソナリティーの場合、葛藤をもたらす状況に陥ると、過剰に反応して後退するのが習慣になっている。

 こうしたパーソナリティーを「受動依存性」と呼ぶ専門家もいる。このようなタイプには、自分の能力や自立心を育むことが難しい。

 反対に攻撃性パーソナリティーは、望みの物を手に入れるためなら、障害に打ち勝って圧倒するか、あるいは排除することに没頭する。

 どんな障害に立ち向かうおのれの能力に対する自信だが、根拠はともかく過剰なまでの自負心や自立心にはやる傾向が伺える

 

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神経症

 

  人格に関して言えばもうひとつ、やはり軸線で示した場合、正反対の違いを示して無視できない特性がある

 人間としての基本的な欲求を満たそうにも、それをどう満たせばよか分からなかったり、自身が持てない、過剰な不安に苛まれる「神経症」と呼ばれる人がいる

 このタイプの人が見舞われる感情的な混乱は、本能的な衝動と良心のせめぎ合いをしている場合が殆どだ。(服従的なタイプは、たいてい神経症になりやすい)

  フロイトは、神経症は文明化とともに引き起こされたのではないかと仮説を立てた。衝動によって人は変形を受けたのにも関わらず、文明化に伴う社会の規範を自分の中に取り込んだ。

 そして、自制心を得た代償として支払ったものが神経症と言う形になって表れたといものだ。

 自分の本能は飼いならせると言う、カール・ユングの方法はあっても現実には神経症を完全に治すのは不可能だ

 それだけに、人が文明を維持できるのは人間が神経症を病むことが出来るおかげだと思える。

 

パーソナリティー障害

 

 いわゆるパーソナリティー障害を病むものは、この点で際立った違いを示している。本能的な衝動にかられて行動を起こしても、自制心などこのタイプはもっていはいないので、みずからの行為が原因で苦しむことなどありえない。

 文明化された社会では、神経症よりもパーソナリティー障害を抱えた者達がもたらす問題の方がはるかに深刻だ。(攻撃的なタイプはパーソナリティー障害を病む者に多い)

 これと思い込んだ目的に向かってなりふりかまわず突進していき、当人は良心さえとがめない。

 他人の権利や事情にはおかまいなしで、それどころか他人を犠牲にしてまで自分一人の目的だけを追い求める。人はむろんのこと社会全体に災いをもたらす存在だ。

 

パーソナリティー障害の思考パターン

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 ここ数年の研究を通じて、問題のある行動パターンはパーソナリティー障害を病む者全てに共通して見られる症状である事が、研究者達の間でも理解されるになった。

問題だと考えられている思考パターン

 

  1. 自己中心的な思考
  2. 所有的思考
  3. 全てか無の思考
  4. 過度にうぬぼれた思考
  5. 羞恥心の欠如
  6. 安直な思考
  7. 罪の意識を感じない

 

 

自己中心的な思考

 パーソナリティー障害の人間が考えているのは自分の事だ。他人の都合はもちろん、自分の言動が周囲にどんな影響を与えるかについては及ばない。

 

所有的思考

 

 所有的思考とは、他人を思い通りに扱える所有物と考えたり、また自分を満足させるために存在していると考えていると見なしたりする発想だ

 

全てか無の思考

 

 望んだものは全てが手に入らなければ皆無に等しいと考え、すべてを否定してしまう傾向が伺える。

 最上位でなければ最下位と同じで、人の全面的な同意を得られなければ、自分の意見などとるに足らないと考える。

 

過度にうぬぼれた思考

 

 パーソナリティー障害を病む者は自己評価が高く、自分の欲望を満たす為なら何をやっても許されると考えている。

 こうした発想の結果、優越感や傲慢、さらに自分は選ばれた者だと言う考えをを肥大化させていく。 

 

羞恥心の欠如

 

 恥を感じる健全な感覚が欠落している。その挙動が自分の性格にどんあ影響をおよぶすか顧みようとしない傾向がある。

 

安直な思考

 

 物事をいつも安易に考えてすませ、目的のための努力を重ね、義務を負う事を毛嫌いする傾向にある。人を欺くことに無上の喜びを感じている

 

罪の意識を感じない

 

 行動に先立って、事の是非を全く考えようとしない。社会のルールにふれようとも、欲するものは必ず手に入れよとする。

 その結果、責任感の欠如と反社会的な行動が高じて行く。

 

これらは、全員に当てはまるわけではないが、パーソナリティー障害には上記のような特徴を持っている者が多い

 

潜在的攻撃性パーソナリティーとは

 

 パーソナリティー理論の研究家のセオドア・ミロンは、攻撃性パーソナリティーは「能動的非依存性」だという考えを提唱した。

 能動的非依存性は満たす為に、能動的に他者と関わり合い、他方で人の援助に頼る事に抵抗を示す特徴がある

 

攻撃性パーソナリティーには、五つの種類がある

 

  1. 非抑制的攻撃性パーソナリティー
  2. 疑似適合的攻撃性パーソナリティー
  3. 加虐的攻撃性パーソナリティー
  4. 略奪的攻撃性パーソナリティー
  5. 潜在的攻撃性パーソナリティー

 

中でも、潜在的攻撃性パーソナリティーが注目すべきものだ。

 

潜在的攻撃性パーソナリティー

 

 攻撃性パーソナリティーの五番目の下位タイプが潜在的攻撃性パーソナリティーだ。他のタイプと同様に、このタイプもナルシストに通じる特徴があるのではと考えられる。

 だがその違いは攻撃方法にあり、望みをはたし、支配的な立場を手に入れる為に、きわめて狡猾で陰険な手段を用いて被害者に攻撃を加える。

 このタイプにとって、その企みをもっと効率良く果たしてくれる手法が自分の意図を隠ぺいした戦い方なのである。次に紹介するのは彼の主だった、特徴である。

 

  1. 常に自分の思い道理にすること、相手に勝利することを求めている
  2. 他者に及ぼす力と支配を求めている。人の上に立ち、人に命じる地位を得ることをつねに望む
  3. 偽りとはいえ、礼儀正しく魅力的に振る舞い、相手を自分の虜に出来る
  4. 恥を恥とも感じない。狡猾で負けを中々認めようとしない
  5. 良心は独特の変形をしている。善悪の区別を知っているが、目的の為なら良心を棚上げできる。
  6. 人に対しては容赦なく、人間関係とは(搾取するorされる)だけの関係だと考える。

 

潜在的攻撃性パーソナリティー(マニピュレーター)の話し方

 

ここからは、彼らの話し方について述べて、その中から、私達が日常で遭遇しそうなモノをピックアップして紹介していく。

 

  1. 否認
  2. 矮小化
  3. 妄言
  4. 選択的注意
  5. 合理化
  6. 話題転換
  7. はぐらかし
  8. 暗黙の威嚇
  9. 罪悪感を抱かせる
  10. 羞恥心を刺激する
  11. 被害者を演じる
  12. 犠牲者を中傷する
  13. 忠実なるしもべを演じる
  14. 人をそそのかす
  15. 責任転嫁する
  16. 無実を装う
  17. これ見よがしに威嚇する
  18. 無知を装う・混乱を装う

 

 

矮小化

 

 矮小化と言う手口は、「合理化」と共に用いられる彼ら特有の否認方法だ。攻撃性パーソナリティーが矮小化を行うときに、本人は自分の行動は人から言われる程、悪意があるものでも無責任な行為でもないと言い張る。

 常に自分の悪事をありきたりなものに見せかけようとする。そうする事で自分を問いただす者に、「その非難は酷すぎる」とか「自分の立場に対する価値が十分ではい」と思い込ませようとする。

 

虚言

 

 攻撃性パーソナリティーはどんなタイプであれ、目的の為ならどんな手段も辞さない考えだ。必ず嘘をつくし、こちらを欺いてくるものだと考えて置くのだ。

 「重要な言葉を伝えずに嘘をつく」方法はマニュピレーターがよく使う手であり、極めて見破りにくい。

 同じように「事実を捻じ曲げて嘘をつく」方法がある。真相の大半をわざと伝えず、あついは肝心な部分を歪めて伝え、相手には事の真相を秘密ままにしておく。

 

否認

 

 ここで言う「否認」とは悪意から人を害し、あるはい傷つけるような行為を行ったことが明らかになったにも関わらず、攻撃した本人がその事実を認めるのを拒むことを言う。

 攻撃者の不適切な振る舞いを問いただす被害者は、「どうしたっていうの?私が?」式の手口を目の当たりすることになるだろう。

 「否認」とは、攻撃者が思いのままに振舞える権利をどのようにして自分に授けているのかとう、その手口でもあるのだ。

 

選択的注意

 

「選択的注意」とは、相手の警告や申し立て、願いをわざと無視することであり、自分の目的の妨げになる部分、あるいはそのようなものすべてに対して注意を払うことを拒むと言う。

 「そんな話は聞きたくもない」というそぶりを見せても、拒否している当の本人は相手が自分にどうして欲しいのかは十分に理解している。

 

相手に罪悪感を抱かせる

 

 相手に罪悪感を抱かせるとい策略は、潜在的攻撃性パーソナリティーが好んで使う手口だ。これは特殊な威嚇法と言っていいだろう。

 攻撃性パーソナリティーは自分とは違うタイプの人間、とくに神経症は自分とまったく異なる良心をもっており、そして健全な良心の持ち主のあきらかな特質とは、罪悪感と羞恥心を感じ取れる能力だと理解している。

 犠牲者が良心的に優れているほど、その良心に付け込んで相手の自信や不安を揺さぶり、自分の意に従わせておく手口に長けている

 

終わりに

 

 もし身近に「親・友人」にこのような特徴が少しでも見られたら、十分警戒しておくことが重要です。潜在的攻撃性パーソナリティーは、相手を欺くことにたけているので、「私の友人は問題ない」と安易に考えない事が必要です。

 

この他にも、さらに潜在的攻撃性パーソナリティーとの関わりなどを詳しく知りたい方は下記のAmazonリンクから「他人を支配したがる人たち」をクリックして購入して見てください。それでは!!

 この文は「他人を支配したがる人たち」から大部分を参考と引用して制作されています。

 

  

 

  

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