立ち読み本屋

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科学的に「ブレーンストーミング」や「ストレス解消法」は嘘だった事が判明

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 人生を改善するのに、じつのところ一分も掛からない。肝心なのは、どこを叩けばいいかを知っている事だ。
byリチャード・ワイズマン


 

 

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集団思考は手抜きに変わりやすい

 

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 集団思考の有効性について調べる実験は、多くの研究者が調べてきた。代表的な実験では、参加者の半数を「集団で考える」グループとして任意に選び、一つの部屋に集めてある問題についてアイディアを出してもらうものだ。

 結果は、「集団グループ」と一人で考える「個別グループ」で集めたアイディアを専門家が質的評価を行ったところ、「個人グループ」のアイディアの方が評価が高かった。

さらに、カンタベリーにあるケント大学のブライアン・ミューレンは集団思考の有効性を調べる為に二十種類以上の実験を行った。

 すると実験の大半で、参加者が一人で考える方が集団で考えるより「量も質も」高かった。

 

「社会的手抜き」が、集団思考を駄目にしている

 

 19世紀の末、フランスのマックス・リンゲルマンという農業技術者がいた。彼は職人たちを出来るだけ有効に働かす方法を模索して実験を繰り返した。

 ある時、実験の参加者に重い物を引いてもらったが、当然ながら一人引くより集団で引いた方がより重い物を動かせる考えていた。

 しかし、実際は一人引いた場合は85kg、集団で引いた場合は一人当たり65kgまでしか動かせていなかった。

 

責任の拡散

 

 この実験では「傍観者効果」と同様、責任の拡散に原因があることが分かった。一人で作業する時は、「成功」も「失敗」も自分の努力と能力に関わってくる。

 しかし、何人かの人が集まると、誰しものが急に頑張る事をやめてしまう。それは、成功しても個人としての栄光に繋がらないし、失敗しても他の人のせいに出来るからだ。

(傍観者効果とは、「誰かがやるだろ」と集団が考える事で、結局誰も動かないことを指す)

 

想像力はどうすれば生まれるのか

 

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 自分の内なるレオナルド・ダ・ヴィンチを目覚めさせるには、簡単で効果的な方法がある。必要なのはモダンアートを眺めて、仕事中に寝そべって何もしない、あるいはデスクに植物を置く。たったそれだけだ。

 テキサス州のA&M大学のスティーヴン・スミスは、参加者に文字のパズルを解いてもらった。問題が解けない時は、15分休憩してからやり直しさせると飛躍的に正解率が高まった。

 休憩中に、参加者がパズルを意識して考えていた訳ではない。無意識の思考が働いて、パズルを別の視点からとらえられるようになったのだ。

 最近の研究では、15分も発想の転換に時間は必要ないと言う結果も出ている。

 創造力を生み出す方法として、自己啓発書ではリラクゼーションの効果が強調され、リラックスして頭の中をからにし、なにも考えなほういいがと言う。

 しかし、本来は数分間だけ意識的思考を、目的とは別の何かに集中させておいて、無意識が生み出す独創的な発想の邪魔をさせないことが大切だ。

 意識が問題から逸れても、無意識は与えられた問題に取り組んで切るのだから。

 

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怒りを発散させる方法を有効か?

 

 我々の多くは、枕を叩き、大声で叫び、悲鳴を上げ、足を踏み鳴らす、それが正しストレスの発散方法かどうかを知らずに。

 2002年に、アイオワ州立大学のブラッド・プッシュマンが600人の学生を対象に実験を行った。

 学生たちに「女性問題についての考え」を作文にして書いてもらった。そして採点方法は、意図的に悪い点数をつけるようにした。「こんなひどい作文は見たことない」と手厳しい感想を書いた。

 その後、学生を二つグループに分けて、腹を立てた学生に怒りを発散させる為に採点者とされる人物の画像を貼った「サンドバッグを殴ってもらう」グループ。

 ただ静かに「部屋で座っているだけの」グループに分けた

 全員が情緒を測定する質問表に答えてもらい、最後に二人一組で簡単なゲームをしてもらった。

怒りの発散は火に油をそそぐ

 

 実験の結果は、部屋で静かにしていた学生よりもサンドバッグを殴った学生の方が気分が静まっただろうか?

 いや、結果は逆だった。猛烈な勢いでサンドバッグを叩いた学生は、実験が終わったあと叩く前より更に攻撃的になっていた。

 つまり、怒りをまき散らす行為は更なる怒りを呼ぶだけだった

 

ではどうしたらストレスを解決できるのか?

 

 1つは、怒りと繋がらない行動をすること。ゲーム、映画鑑賞、芸術活動、子犬と遊ぶ等々で気を紛らわせる。しかし、短期的なストレスを解決できても長期的なストレスには対応できない。

 マイアミ大学のマイケル・マカラックとその仲間たちは、300人を超える学生に「誰かに傷つけられた」、「嫌な思いをさせられた」等の体験を書いてもらった。

 その後で、三つのグループに分けた。

 

  • 体験から感じたマイナスの事を書いたグループ
  • 体験から得たプラスの事を書いたグループ
  • 翌日の予定だけを書いたグループ

 

 この実験の最後には、自分を傷つけた相手に対する考えや気持ちを測定する質問表に、全員が答えた。

 その結果は、むかつく体験から得たプラスの事柄について数分だけ考えたグループは、怒りや不快感を鎮める効果がある事が分かった

 自分を傷つけた相手を許そうと思うようになり、相手を避けたいとか仕返ししたいと言う感情が減ったのだ。

 

終わりに

 

 内容が意外だったかもしれませんね。世間の認知と実際の実験結果では全くの逆にだったのですから。

この他にも色々な間違った認識をしている事実をなどがいっぱいあります。

 

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